1: 帰って来た仕事コナカッタ元声優φ ★ 2014/01/27(月) 19:59:19.47 ID:???
月曜日の朝、この見出しだけ見ればごはんがまずくなる方も多いだろう。
だが、だれの言葉なのかわかったら考えが変わる。金九(キム・グ)先生である。

「隣国をよく知る親日派は多いほど良い。いなければ作らなければならない。
私は反民族的親日派を嫌うだけだ」。
この発言を直接聞いたという在日史学者の崔書勉(チェ・ソミョン)先生の証言だ。
解放直後に彼は金九先生の下で学生運動を行ない無期懲役を宣告された人物だ。

昨年末、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が密かにに日本に渡った。
昨年春にシャープの株式3%を取得したのに続き、追加資本投資のための極秘出張だった。
最初の投資時はシャープの株価が資金難から抜け出しすぐに14%上昇し、
サムスン電子は大型液晶パネルを安定的に供給されることになった。
互いに液晶パネルの供給過剰にともなう収益性悪化を防いだ。ウィンウィンゲームだった。

だが、2度目の交渉は冷たく割れた。サムスン電子関係者の話だ。
「昨年夏から旭日旗議論と韓国サッカー応援団のプラカード(「歴史を忘れた民族に未来はない」)問題で
流れがおかしくなった。突然日本の財界が技術流出を問題視した。年末の2度目の交渉時の雰囲気は
話もできないほどならず殺伐としていた。日本の政界・財界を意識したためなのかシャープは最初から接触自体を避けた。
韓日経済戦争―または、経済報復―が水面下で実際に進められるひやっとする感じを受けた」。

日本は与しやすい隣国ではない。南北関係をもつれさせる秘密兵器も持っている。
日朝国交正常化カードだ。双方の秘密接触は依然として現在進行形だ。今度はモンゴルが中間で架け橋となっている。

モンゴルは相撲の横綱を10年余り占めるほど日本と情緒的に近い。
北朝鮮とはモンゴル大統領が金正恩(キム・ジョンウン)体制発足後、
海外の首脳で初めて平壌(ピョンヤン)を訪れるほどの蜜月関係だ。
昨年3月の安倍首相のモンゴル訪問と9月のモンゴル大統領の日本答礼訪問も普通ではない三角外交だ。

東京の政界で日本人拉致問題と日朝国交正常化交渉はとても魅力的なカードだ。
小泉元首相は2002年と2004年の2度の北朝鮮訪問のたびに支持率が10ポイントほど上昇した。
安倍首相もこの2つの事案と縁が深い。拉致問題に強硬な対応を求め政界のシンデレラに浮上し、
次期首相の座を手にした。彼は小泉氏の北朝鮮訪問にも同行した。

国交正常化のカードは北朝鮮にとっても魅力的な金脈だ。
植民地賠償金だけでも200億~300億ドルと推算される。この18年間に韓国が北朝鮮に支援した規模の10倍だ。

このところ日本の歩みが神経質的に変わったのは事実だ。だが、感情的に対応することではない。
私たち自ら「日本右傾化=帝国主義」という図式的判断に捕らわれているのかもしれない。
日本はイラクに自衛隊500人余りを派遣した時に憲法第9条の解釈と自衛隊法に縛られ
自分たちの防御さえできない国だ。かろうじて近くのオランダ軍の保護を受けた。

日本の右傾化を誇張して解釈する必要はない。独島(ドクト、日本名・竹島)問題も同じだ。
一部は軍隊を駐留させようと大騒ぎだが筆者は正反対だ。警察でも十分に治安が維持される
平和な韓国の領土にあえて軍隊を送り紛争地域という印象を与える必要はない。

安倍首相の突出行動は多分に国内政治用だ。日本の相手は韓国ではなく中国という事実は公然の秘密だ。
安倍首相の韓日首脳会談への求愛をいつまでも拒絶することではない。
朴槿恵(パク・クネ)大統領がむしろ奇襲的に応じるのも方法だ。
無駄に経済報復や厭韓感情を刺激するのは自害行為と変わらない。

朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領は、「評価は後世の歴史家に任せ必ず国交正常化をしなければならない」と話した。
当時反対デモの先頭に立った李明博(イ・ミョンバク)前大統領も晩年には完全に変わった。
韓日軍事情報保護協定まで試みた。これが現実だ。
いつになく感情を抑え落ち着いて韓日関係を管理しなければならない時だ。
より多くの冷徹な親日派を求めた金九先生の言葉をもう一度かみしめてみればと思う。

イ・チョルホ首席論説委員

http://japanese.joins.com/article/057/181057.html?servcode=100&sectcode=140
http://japanese.joins.com/article/058/181058.html?servcode=100&sectcode=140

【【中央日報】「親日派がもっと出てこなければならない」~朴大統領は感情を抑え、安倍首相が求愛する韓日首脳会談を受けてはどうか】の続きを読む